足の老化
何気なく普段どおり歩いていたのに急につまずいてしまった、という経験はありませんか?もしかしてそれ老化が原因かもしれません。足も鍛えないと徐々に筋力は落ちていきます。もはや数年後には歩けなくなってしまうかも。良質で自立した生活を送っていく為には、「歩く」ということは重要です。そこで今回は筋力の低下を抑えるやり方などをお伝えしていきたいと思います。
○年をとっても筋力を向上させることは可能
年齢を重ねると、足の筋力を向上させることは難しいのでは、と思われる方もいるでしょう。しかし向上させることは可能です。TVのCMで80代の方が瞬発力を活かして、横幅跳びをしている映像をご覧になられた方もおられるかと思います。その方は鍛える前、階段を上るのも辛かったとか。それが毎日がんばって足の筋力を鍛えるうちに、若い方も顔負けの横幅跳びが出来る様になった、とのことです。筋肉を構成する筋繊維は、加齢が原因で大きく減少することはありません。鍛えたい部分をしっかりと意識して、ゆっくりとした動きを心がければ、年齢は関係なく、筋力の向上は可能です。地道なトレーニングを心がけていってみてください。
○スポーツジムなどに行かなくても日常生活の工夫次第で
足の筋力を鍛える為に、特別にスポーツジムへ行く必要はありません。普段の何気ない行動を変えていきましょう。エレベーターやエスカレーターを頻繁に使う人は、階段を使って上り下りするとか、通勤時の駅までの歩く距離を、ひと駅先の駅まで歩くとか。他に電車に乗っている間、つま先立ちをして筋力を鍛えるとか、お風呂に入る前、つま先立ちでの上下運動を行うとか、いろいろと普段から生活の行動を変えていけば、足の筋肉を鍛えるやり方はいくらでもあります。是非、明日から実践していきましょう。
栄養面からのサポート
○トレーニングも大事ですが、日常の栄養バランスも考えて、筋力の質を高めることは大切です。足の筋力をサポートする成分は、「アンセリン」と「ケルセチン」です。
「アンセリン」
カツオやマグロなどの回遊魚に多く含まれている成分です。これらのお魚は、常に泳ぎ続けている為、この成分をスタミナ源にしています。足の血流を改善していくことで、筋肉の基礎を作り出す成分として期待されています。
「ケルセチン」
野菜に多く含まれているケルセチンが変化した成分です。この成分は筋肉の構成成分の減少を抑止していく働きをしてくれます。
足の筋力を維持向上させることは大切です。筋力が衰えると、すぐ転んでしまったり、場合によっては大けがをしてしまうかもしれません。普段の何気ないトレーニング等が重要になってくるでしょう。